自転車通勤を始めて8年目。
帰宅する時間は、日が暮れて真っ暗ということも多いです。
反射板を取り付けていても真っ暗な道で自転車は見えにくいもの。
そこで安全対策として、暗い夜道で自分の存在をアピールするために、ソーラーテールライトを使っています。
点滅するテールライトは遠くからでも視認できるため夜間の安全対策として、とても効果的だと感じています。
既存テールライトの故障をきっかけに、CATEYEの「TL-SLR120」に交換しました。
実際に使用して、レビューしたいと思います!
・自転車用ソーラーテールライト「TL-SLR120」の取り付け方と使用感を解説します。
TL-SLR120 主な特徴




この製品の最大の特徴は反射板にLEDが搭載されていることです。
LEDは暗くなるとセンサーが明るさと振動を感知し、自動で点滅を開始します。
明るい場所では点滅しません。
自分でスイッチの操作が必要ないんですね。(スイッチが存在しない)
これは大きなメリットで、スイッチ操作の煩わしさやライトのつけ忘れがありません。
センサーも優秀で、周囲が薄暗くなった段階で自動点滅し、トンネルなど一時的に暗くなる場合でもしっかりと点滅するので安心です。
さらに太陽光で充電するので、使い捨て電池のように頻繁な交換が必要ありません。
充電池は、ニッケル水素充電池「GP17AAAH」という珍しい電池を使用しています。
充電池は消耗品ですが、楽天市場などで簡単に手に入り、寿命は長く交換も簡単です。

自転車が停車しても1分間点滅が続くので、信号待ちでも周囲に存在をアピールすることができます。
万が一LEDが点滅しなくなっても、JIS規格適合の反射板として機能します。
IPX4相当の防水性能があり、雨天の走行もできます。
土砂降りのなかを走行することもありますが、雨で故障する心配はありません。
ただし完全防水ではないため、あまりないとは思いますが、水たまりに自転車を転倒させるなどして水没させると、さすがに故障すると思います。
また製品に2年間の保証がついているのもうれしいですね。(バッテリーを除く)
取り付け方法
必要な道具
取り付けに必要な道具は、全部で三つ。
プラスドライバー、マイナスドライバー、8㎜スパナです。


取り付け手順
取り付けの手順は以下の3stepです。
詳しく見ていきましょう。

反射板は泥除けにねじ止めされています。
取り外すためには泥除けの裏側にアクセスする必要があります。
ねじをはずし、泥除けを動かして作業しやすくしましょう。

あまり曲げすぎると泥除けが歪んでしまうので注意してください。

泥除けの裏側です。
反射板はナットで固定されているので、スパナではずしましょう。


反射板を取り外した逆の手順で取り付けます。
泥除けをもとに戻して完成!
使用する前の注意点
出荷時の状態では点滅しません
電池ホルダーを正しい位置に差し替える必要があります。


電池ホルダーを反時計方向に回し、まっすぐ引き抜きます。
素材がプラスチックなので、力を入れすぎると壊れる恐れが。
力加減に注意しましょう。

正しい位置に差し替え、カチッと手ごたえがするまでしっかりと回しましょう。
日光をあて、充電します。
その他注意すること
充電池はライトに入れたまま長期間放置しない。長期間使用しないときは電池をはずす。
(充電せず長期間放置すると、電池が液漏れを起こす恐れがあるため)
完全防水ではない。
雨程度では故障しませんが、水没させないようにしましょう。
実際使用して感じた良い所、気になる所


良い所
まず一番のメリットは普通の反射板より、夜道で自分をアピールできる点ですね。
停車中、一定時間点滅してくれるのも安全対策に一役買ってくれるでしょう。
スイッチのON、OFFが不要で、自動で点滅、消灯してくれるのも煩わしさがなくて良いです。
ソーラー充電なので、電池残量が気にならないのもよい点です。
さらに、旧モデルよりも電池交換がしやすくなりました。
気になる所
泥除けの裏側にアクセスして取り付けるのが大変だと感じました。
これは「TL-SLR120」の欠点というよりは、自転車の整備性の悪さが問題ですね。
泥除けに取り付けが難しい場合は、シートステー取り付けタイプもあります。

充電池の詳しい交換方法はこちらの記事をご覧ください。
