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色落ちしたオニツカタイガー メンテナンスで復活!手順と使ったものは?

この記事は

履き古して、色落ちしてしまった革製スニーカーをお手入れしました。
手順や使ったものをまとめました。

前回、ニューバランスのスニーカーをお手入れした際、かなりキレイに仕上がった為、今度は手持ちのオニツカタイガーも、同じくお手入れしてみようと思います。

手順は、きれいに洗った後、抜けてしまった色を補い、シューレース(靴紐)の交換をし、ミッドソールの傷を目立たなくしました。

※基本的に革製のスニーカーはブラッシングと、専用のシューズクリーナー等でメンテナンスすることをオススメします。水で洗ってしまうと、色落ちや革の変質の原因になります。今回はすでに色おちが激しいこと、また相当に汚れてしまっていたために水で洗いました。

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Onitsuka Tiger TIGER ALLY

今回お手入れするスニーカーは、オニツカタイガーTIGER ALLY(アリー)

インディアインクというカラーです。

スエード調の革素材が使われています。

TIGER ALLY

オニツカタイガーはアシックスが展開するブランドで、さすがスポーツシューズメーカーというだけあり完成度が高い。

このALLYはジョギングシューズをベースに作られたスニーカーで、クッション性が優れ履き心地はバツグンに良いです。

クラシックなデザインが魅力で、汎用性が高く気に入っています。

現行モデルはこの色が無くなってしまったのが残念。

購入してから3年ほど使用しました。

相当に色が落ちて、白っぽくなってしまいました。

これ以上、色落ちしようもないだろう、ということで洗ってキレイにしました。

Onitsuka Tiger 洗う

洗った後の状態です。

汚れが落ちてとても気持ちいいです。

洗ったらブラシで表面を整えます。

私は普通のシャンプーで手洗いしましたが、革専用の洗剤のほうが安心だと思います。

素材の革が相当に劣化していたため、水洗いによるダメージの程はちょっとわかりません。

新しい状態ではおそらく激しく色落ちするかと思います。

準備する物

革スニーカー 手入れ用品

補色のために、FAMACOスエードカラーダイムリキッドを使用しました。

カラーはネービーブルーです。

 前回、ニューバランスのスニーカーに使用し、使い勝手がよく仕上がりがキレイだったのでまたお世話になることに。

1本で補色、栄養補給、防水の効果があります。

シューレース(靴紐)も、前回使って良かったアシックスの物にしました。

安いのと、色や長さの種類が豊富で使いやすいです。

紐の色を変えてみるのもいいかも。

もともと使用されていた靴紐の長さと同じ、120cmを選びました。

作りもしっかりとしていて満足しています。

その他、養生のためのマスキングテープと、それを切るためのハサミ、表面を整えるブラシを用意しました。

ブラシは100円ショップにありました。

抜けてしまった色を補う

オニツカタイガー 補色

まずは余計なところに色がつかないように、マスキングテープで養生します。

ここで際まで丁寧におこなうと、その後の作業がはかどり、かつキレイに仕上がります。

特にミッドソール部分は白いので色がついてしまうと目立ちます。

ストライプ部分は黒なので、ネイビーの液がついても全くわかりません。

苦労してマスキングテープを貼ったのですが無駄でした。

養生が終わったら着色していきます。

オニツカタイガー 着色

FAMACOスエードカラーダイムリキッドの先端部分はスポンジになっていて、押し込むと液がしみ出してきます。

その液を押し付けるように着色していきます。

FAMACOカラーダイムリキッド

段差になっている部分が難しい。(マスキングテープの柄は気にしないで)

まずは薄く全体を塗ってしまうのがキレイに仕上げるコツです。

丁寧に塗ろうとして一部に時間をかけると、先に塗った所から乾いてきてしまい、ムラになってしまいます。

特にミッドソールとの際部分など、細かい部分を塗るのが大変。

全体を塗って、薄い場合は重ね塗りをし、好みの濃さに仕上げます。

オニツカタイガー 補色

1回目を塗り終わった状態です。

使用前とは見違えるほどになりました。

しかし、少しムラになっています。

塗った直後と乾いた時では色の見え方がかなり変わるので、塗り終わったらしばらく乾かして色の変化を確認します。

乾かしたら、薄い部分を重点的に重ね塗りをしていきましょう。

FAMACO 重ね塗り

1回塗りと3回塗りの違いです。

3回塗りの方は塗った直後なので、だいぶ濃く見えますね。

3回塗ってもまだまだ液は残っているので、納得がいくまで何度でも塗れます。

ただ、素材が天然の革なのでどうしてもムラは残ります。

まぁ、「味」ということで。

Onitsuka Tiger 補色

十分乾かした状態です。

だいぶムラもなくなり、キレイになったと思います。

表面をブラシで整え補色作業は終了です。

シューレース(靴紐)交換

オニツカタイガー 靴紐交換

新品と、もともと付属していた靴紐です。

もともと付属していたものを洗って使っても、もちろん大丈夫です。

もともとの物はほつれたり色あせたりと、画像でみるよりもボロボロ。

前回のニューバランスもそうだったのですが、靴紐は新品に交換すると、かなり見栄えが良くなります。

価格も高くないので消耗品と割り切って交換する事をオススメします。

ミッドソールの傷をごまかす

Onitsuka Tiger ミッドソール

ミッドソールの黒い部分が、傷なのか劣化によるものなのか白く目立っています。

油性マジックでごまかします。

Onitsuka Tiger 傷

多少の粗はご愛嬌。目立たなくなれば万事OK。

よく見なければわかりません。

before after

before

色おち オニツカタイガー

after

Onitsuka Tiger メンテナンス

だいぶキレイになったのではないでしょうか。

個人的には大満足の仕上がりです。

前回、FAMACOスエードカラーダイムリキッドで仕上げたニューバランスの色は黒でした。

今回はネイビー。

違いは、黒は全くムラなく仕上がったのに対し、ネイビーは若干のムラになりました。

濃い色のほうがムラになりにくいのかな?

ただ新品の状態でも、素材が天然の革のため多少の色ムラがあります。

十分、許容できる範囲でしょう。

補色の他に、栄養補給の効果もあるので革がしっとりとなめらかになりました。

防水の効果もあるみたいなので、色がぬけてきたらまたメンテナンスしたいと思います。

作業は、キレイに仕上がったこともあり、とても楽しく行うことができました。

必要なのは根気のみ。

自分の足に合った、履きなれた靴は本当に財産だと思います。

新しい靴を履くのも気持ちのいいものですが、自分の足に馴染んだ靴を、手入れしながら育てていくという喜びもまたひとしお。

これからも大事にしていきたいと思いました。

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